坂元ガラス店

現在4枚目となるのれんは、坂元ガラス店の窓越しに見える風景を表している。家のすぐ裏手を流れる旭川の向こうに広がる、秋の山々を表現しデザインされた。大正時代から続くガラス店は、かつて旭川を往来していた高瀬舟を使ってガラスを運んでいたこともあった。店の奥には火鉢があり、古い自在鉤(じざいかぎ)が天井から下がっている。今では珍しくなった古きよきものを大切に使い続けている。