辻 裕司邸

江戸時代から続く商家で三浦藩の御用商人として様々なものを扱っていた。屋号『真嶋屋』で広く知られ、家と蔵には歴史あるものが数多く残る。今回は『お雛まつり』の季節用に梅の花をデザインしたのれんを依頼。他の季節は商標ののれんを掛けている。『ましまや』の文字は、当時使っていた麻袋の文字をそのまま使用。宝暦13年(1763年)の札(フダ)や文政5年(1822年)と書かれた戸棚も残っている。