体験レポート

\真庭のお寺を巡る旅♪アートを通じてお寺の魅力に触れた一日/

2025年11月7日

先日開催された「旅僧まにわ お寺巡りと御朱印アート」ツアーの体験レポートをお届けします!
真庭市内6ヶ所の寺院を巡る、盛りだくさんのツアーでした♪では早速アートツアースタートです!

最初に訪れたお寺は「荘厳山 佛土寺」
菅原道真の父・菅原是善がこの地でもてなしを受けたことから始まり、江戸時代に再興され、今に至ります。心が安らぐ枯山水の庭園は、かつて前住職様と檀家の皆さんが手をかけ、今もご住職様が守り続けているそう!池には鯉がゆったりと泳いでいて、眺めているだけで穏やかな気持ちになります♪

お茶とお菓子をいただき、ほっと和むひとときでした。

次に「醫王山 木山寺」を見学。
神仏混淆の寺院で、明治時代に発令された神仏分離令により、近くの木山神社と別れた歴史があります。「皆さんに楽しんでもらえる身近なお寺にしたい」というご住職様の思いから、境内には木山寺ならではの工夫がたくさん!中でもハートの窓枠はフォトスポットとなっており、ハート型にくり抜かれた四季折々の美しい景色を楽しめます♪
昼食は「上田村おこし会」で、お蕎麦をいただきました♪
秋の少し肌寒い空気の中で、温かいお蕎麦が冷えた身体にじんわり沁みわたります。食べ始めると箸が止まらず、あっという間に完食。具だくさんで、とっても美味しかったです!

食後に訪れたのは「笠場山 普門寺」
「花の山寺」とも呼ばれており、道中向かうバスの車窓から四季桜がお出迎え。この季節は、真っ赤な紅葉とピンクの四季桜が織りなす美しい景色が見れます♪1200年前、お大師様がこの地を訪れた際に笠を置いて行かれたことから、「笠場山」の名がついたそう。現在修復中の仁王門は、真庭市の指定重要文化財に指定されており、350年近くもの歴史を誇ります!
次に、「東光山 福王寺」を訪問。
蒜山高原の小高い丘の上にあり、澄んだ空気と広がる景色が心地よいです。こちらのご住職様は、「H1法話グランプリ2023」の優勝者!
日本一を取った法話のショートバージョンを披露してくださり、お客様も引き込まれるように耳を傾けます。穏やかな笑いに包まれる中、お話のテーマである「発心」という言葉が胸に響き、心が自然と清らかになるひとときでした♪

ツアーも終盤。5ヶ所目は「磐座山 般若寺」へ。
こちらの本尊は「秘仏」のため、なんと33年に一度しか公開されません!その代わりに「御前立」があり、般若寺では鏡が奉られています。鏡の反射を受けて、本堂の宮殿は金色に輝き、荘厳な光を放っていました。

この日は住職様と前住職様のお2人が温かく迎えてくださり、お菓子の贈り物までいただくことに。帰りのバス車内で味わいながら、静かな余韻に浸りました♪
ここで少し休憩タイム。立ち寄ったのは「道の駅 風の家」です。
つやつやと輝くシャインマスカットが目に入り、思わず購入(笑)ずらりと並ぶお土産品や旬のお野菜を手に取り、この地の恵みを満喫できました。

最後に訪れたのは「板画山 毎来寺」
数々の版画がびっしりと並んでおり、その数およそ300点!本堂に入った瞬間から、圧倒されます。それぞれの作品について、ご住職様自ら丁寧に解説していただきました。天井の鮮やかな版画からモノクロのふすま絵、墨で描かれた抽象画のカーテンまで。お寺と版画、両方を楽しめる唯一無二の空間です♪

最後に御朱印をいただき、ツアー終了!

一日の中に真庭のお寺の魅力がぎゅっと詰まった、心が穏やかに洗われていくような旅でした♪
めぐる
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