体験レポート

暮らしを支える電気とごみの裏側を知る、バイオマスツアー

2026年6月23日

ボタンを押すとつく電気、ゴミ捨て場に捨てると回収してくれるゴミ。
みなさんは、普段何気なくしている行動の裏側を想像したことがありますか?
どうやら真庭市は、その裏側の仕組みがすごいらしい。
なんとなく、噂には聞いていたものの、何がすごいのかわからない。
そこで今回は、小学生の校外学習に同行させてもらい、真庭バイオマス発電所、銘建工業CLT工場、真庭市くらしの循環センターを訪問しました。
この記事では、説明いただいた内容の概要のみを記載しています。詳しく知りたい方は、ぜひツアーに参加してみてください!真庭市で、環境学習をしてみたい!工場見学をしてみたい!という方の参考になれば幸いです。
まず初めは、真庭バイオマス発電所の見学です。真庭バイオマス発電所は、真庭市役所本庁舎から車で約10分の場所にあります。この発電所では「木質バイオマス発電」という、木を燃やして電気を作る発電を行っています。
木を切って燃やしているなんてもったいない!と思うかもしれませんが、この燃やしている木は、木を加工する際に出る製材端材や間伐材をはじめとする未利用材です
森林面積が約8割の真庭市では、昔から林業が盛んでした。しかし、前述したような製材端材や未利用材を捨てる場所がなく、困っていました。そこで、銘建工業と真庭市が手を組み、このバイオマス発電所を作ったそうです。

現在は、市内だけでなく、近隣の市などからも廃材を買取り、それらを燃料に発電を行っているそうです。ここで発電された電気は、市内の公共施設や小中学校にも送られており、小学生は自分たちの学校の電気がここで作られていることを学び、目をキラキラさせていました。
次に、真庭バイオマス発電所の隣にある、銘建工業CLT工場の見学です。こちらでは、紙芝居を使って、CLTとは何か、どんな所に使われているのかなどを説明いただきました。真庭市内では、蒜山や久世などでCLTを使った建物をみることができます。学んだことを街中でみることができるって素敵ですね。

CLTとは?
(Cross Laminated Timber)木の板を交互に重ねて接着した、壁や床として使えるようにした、とても頑丈な木のパネルです。
コンクリートのような強さを持ちながら、木ならではの軽さと温かみがるため、新しい建築材料として注目されています。
最後に、真庭市くらしの循環センターの見学です。先ほどの発電所と工場からは、車で約15分です。ここには、真庭市の「生ごみ」が集まってきます。
え?生ごみだけ?という声が聞こえてきそうですが、真庭市のゴミステーションには、生ごみを入れる専用の収集容器がおいてあります。この収集容器には決められた生ごみを24時間いつでも捨てることができます。くらしの循環センターはこの収集容器に捨てられた生ごみが集まってくるのです。

年々人口の減っている真庭市。でもごみの量は減りません。ごみ処理にお金がかかりすぎて悩んでいた真庭市は、燃えるごみの約40%を占める生ごみを活かす方法を考えました。

その方法が、くらしの循環センターで行われている、生ごみをメタン発酵させて、ガスと消化液を作る方法です。ガスはこの施設で使うお湯や電気となり、消化液は濃縮させて濃縮バイオ液肥にして肥料となります。

実際に運ばれてきた生ごみがセンター内に入って行く様子をみて、子どもたちは、どんな種類の生ごみがあるのかやいつも見ている収集容器がレーンを流れていることなどに興味深々でした。

最後には、「おうちの人に今日学んだことを教えてあげてください」とセンター長さんからのお願いがありました。自分たちが捨てたごみが何に生まれ変わっているのか知ると、分別したくなりますよね。
とても良い体験だったので、このツアーをたくさんの方に体験していただけるといいなと感じました。少しでも気になる方はぜひ!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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【レポーター】みずのくるみ
牛を追いかけて、真庭に移住した人。
真庭市地域おこし協力隊として、酪農畜産業の魅力発信に挑戦中。大学時代に牛に一目惚れしたことをきっかけに、牛が好きに。将来は牛と一緒に暮らし、みんなが牛のようにのんびりできる場づくりをしたいなと思っている。
バイオマス・SDGs
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