真庭市蒜山カルチベートガーデンで「ブルーベリー狩り」を体験しました!
2026年9月3日
岡山県真庭市蒜山でブルーベリー狩りを体験してきました!今回お邪魔したのは「蒜山高原Cultivate-Garden(カルチベート-ガーデン)」。一人1,500円※で園内のブルーベリーが食べ放題となっています。
迎えてくれたのは、代表の宮永優さん。
今年72歳になるそうですが、たった一人で2万平米ほどある広大な土地を管理しておられます。「ズバリ、カルチベートガーデンの魅力は?」と伺うと、おもむろに地図を手わたしてくれました。
そうして宮永さんが指差す先には「蒜山三座(ひるぜんさんざ)」が。この3つのコブのように連なっているのが、岡山県と鳥取県の境となっている上蒜山・中蒜山・下蒜山です。
なんという絶景。宮永さん曰く「うちの魅力の5割が景観、4割がブルーベリーだから」とのこと(笑)
ん、それじゃ残りの1割は??
それは地下100mから汲み上げた天然水なんだとか。
傍には水質検査結果書がぶら下がっており、もちろん飲むことができます。手ですくってみると、これがとっても冷たい……!!12.8度の冷水で、夏の暑さの中で目が覚めるような気がしました。
私が訪れた8月末は、ラビットアイ系のブルーベリーが美味しい季節でした。園内には13種類のラビットアイ系のブルーベリーが植えられているそうです。
残念ながら、私の味覚ではその違いを上手く表現できないのですが、食感や酸っぱさ、甘さの種類や口内に広がるおいしさの耐久時間がちょっとずつ違う……ような気がしました!家族や友だちと一粒ずつ味を確かめ合いながら食べていくのもいいかもしれませんね。
何はともあれ、どれを摘まんでもおいしかったです!!おいしさの秘訣を聞くと、宮永さんは「ほったらかしているだけ」と言いますが、無肥料・無農薬で放っておくだけで、こんなにおいしい実がなるのでしょうか??
その秘訣は、土に隠されていました!
蒜山の土は、大昔に噴火した火山の灰土で、酸性度が高い「黒ボク土」です。農業には不向きとされていますが、しかし、そんな環境がブルーベリーの栽培にはピッタリだったのです。
さらに、地域で出る使用済みのウッドチップやバーク(樹皮)、コーヒーかす、真庭市のバイオ液肥などをもらい受けて、土づくりに活用しているのだとか。また、園内に流れる音楽はモーツァルト。この優雅な音楽もブルーベリーの生育にひと役買っているのかもしれません。
さて、私が黙々とブルーベリー狩りを楽しんでいたころ、台湾からの観光客の方々が園地に到着しました。

案内を担うのは、店長の吉川輝(ヒカル)くん。
宮永さんのお孫さんで、夏休み期間はこうしてお手伝いに来ているのだとか。まだ10歳の若き店長です。
台湾の方向けに台湾語を学んで挨拶するホスピタリティの持ち主で、観光客の皆さんからも大人気でした!
観光の日程上、「30分でここを出ないといけない」というハードスケジュールの中でも、かごいっぱいにブルーベリーを収穫。
皆さん大満足のご様子でした。もちろん、洗わなくても食べられるのですが、つめたーい天然水でザパザパ冷やして食べるのもまた一興ですよ。
管理棟内では、ブルーベリーの販売だけでなく、スムージーやかき氷(それぞれ600円)も販売しています。
また、お土産にブルーベリーやジャムを購入することもできますよ。驚いたのは、ブルーベリーのおまけが多すぎること。そんなにサービスしちゃって大丈夫ですか!??とこっちが心配になるくらい、盛り盛りでした。
ここはおばあちゃん家か??200グラム700円。これは絶対に“買い”ですよ!
宮永さんに今後の展望を伺うと、「蒜山の景観を守りたい」と話します。そして蒜山の景観を支えているのは自然であり、一次産業です。「まずは自分から」と言って着手したのが、この庭園づくりでした。もともとブルーベリーは庭園のごく一部のつもりだったのだそうです。
定年退職後からの10年間で、宮永さんの想いは立派に形になっていると感じましたが、今後はもっと蒜山の景観を守るネットワークを広げていきたいのだそうです。
心と身体、大地と未来を「カルチベート(耕す)」ことが、この庭園のコンセプトです。蒜山三座を眺め、冷たい天然水を飲み、ブルーベリーを摘む。
帰るころには、なんだか懐かしい場所で過ごしたような気持ちになりました。ただブルーベリーを食べるだけではない体験があなたを待っています。
ぜひ大切な人と訪れてみてください。
※5歳未満・80歳以上は無料。5歳以上~小学生は500円となっています。