ユネスコ無形文化遺産「大宮踊」を見学!
2025年9月1日
お盆も終わり、夏休みシーズンも終わりに近づいてきましたね。
真庭市内でも各地で夏祭りが開催されていたのですが、蒜山(ひるぜん)地域では「大宮踊」(おおみやおどり)という盆踊りが7月の後半から8月の後半にかけて開催されていました。
この大宮踊は、文化や伝統など形のない風習を対象とした世界遺産「ユネスコ無形文化遺産」に日本の風流踊の一つとして登録されているんです!
蒜山地域の中で開催場所や日にちを変えながら実施されているのですが、今回はひるぜん花火大会も開催される8月15日(金)に見学に行ってきましたー!

花火大会は20時から約20分、それが終わってから大宮踊が始まるのですが、早めに駐車場を確保したかったので18時頃に駐車場に到着。この時間だとまだ余裕で停めることができましたー。
1時間ほどぶらぶらした後、大宮踊の会場である福田神社へ。屋台は神社近くの道沿いと境内の中に出店されていました。数は多くもなく少なくもなくといった感じ。
花火の打ち上げまでまだ時間があったので、賑わっている境内の写真を撮ってまわりました。
ちなみに灯籠にぶら下がっている紙の飾りですが、これは「シリゲ」という和紙の切り絵で、大宮踊の時にこうやって灯籠に吊るされます。写真だとあまりよく見えないのですが、これがめっちゃ細かい!一度チャレンジしたことがあるのですが、初心者用の簡単なものでも不器用な僕ではあまりきれいにできませんでした...
境内で写真をひと通り撮った後は、花火を撮影するために近くの農道に行って場所取りをしつつカメラのセッティング。
20時になると花火大会がスタート!
いや〜近くだと迫力がすんごい!
でかい尺玉の花火が上がると「ドーン!」という音の振動がビリビリと体にまで伝わってきます。福田神社から少し歩きますが、農道から見るとほんまに遮るものなく綺麗に見れるのでおすすめです。
花火大会が終わると、いよいよ大宮踊がスタート!
境内に作られたステージの周りを太鼓と歌の音に合わせて踊ります。ちなみにこの踊り、練習会に何度か参加させてもらったんですが、結構むずい(笑)動きはゆっくりなんですが、変則的なところもあって僕は全然マスターできませんでした...
ちなみに飛び入り参加も可能ですので、踊ってみたいという方はぜひ踊りの輪に入ってみてください〜
踊りの終盤には「テンコ組」と呼ばれる変わった衣装を着た人たちが踊りの輪の中に入るんですが、動きが独特でかなりの見応えでした!
今年の大宮踊はもう終わってしまいましたが、興味ある方はぜひ来年お越しください〜