今回は馬が好きな人には超おすすめな「引退競走馬のバックヤード体験～オールドフレンズジャパンスタッフと一緒に馬のお世話～」に同行取材させていただきました！

この体験を実施されているオールド・フレンズ・ジャパンさんは引退した競走馬を引き取って再調教を施し、乗馬や馬術といったセカンドキャリアを馬に提供する活動をされています。

体験ではオールド・フレンズ・ジャパンさんの取り組みについてのお話や、馬を管理する「廐舎」のお話を聞きながら、廐舎のお掃除や餌やり、そして乗馬体験や馬のブラッシングを通して馬と触れ合える内容になっています。（競馬が好きな人にとっては聞いたことのある活躍馬にも会えるかも！）

実は私、20代の頃には3度ほどモンゴルに行って馬に乗ったり、フランスで競馬観戦をしたりするほど馬好きでして…同行取材なのでだいぶ抑えてましたが、内心はかなりテンションが上がっていました（笑）

まずは馬房のお掃除！

床に敷き詰められたウッドチップや餌である干し草から、チップフォークという道具を使って、糞や汚れた部分を取り除き、新しいウッドチップを敷き詰めていきます。

スタッフの方がやっているのを見ていると簡単そうに見えるんですが、参加者の方はなかなかチップフォークの使い方に苦戦されていました。（ちなみに今回は宮崎からお越しのご夫婦に同行させていただきました♪）

1時間ほどかけて2つの馬房の掃除が終了ー！今回私は同行取材ということで、体験には参加せず、写真を撮ってただけなんですが、見た感じ掃除だけでも結構良い運動になりそうでした。

馬房の掃除の後はお馬さんのお手入れ。

スタッフの方から馬の感情表現の仕方やお手入れの仕方のお話を聞きながら、ブラッシングしていきます。馬も慣れたもので気持ちよさそうに大人しくしていました。

馬が好きな人にはたまらん時間ですねー！

馬のお手入れが終わった後は、乗馬体験へ！

この日はあいにくの雨だったんですが、屋内馬場があるので雨天でも全然楽しめます。

乗馬体験で乗る馬はクォーターホースという種類の競走馬であるサラブレッドよりひとまわり小さい馬でした。それでも馬に乗ると一気に目線が高くなり、姿勢も不安定になるので、参加された方はちょっと緊張気味。

スタッフの方に引いて頂きながら馬場内をゆっくり歩いていると、慣れてきたのか徐々に緊張もほぐれ、最後の方は笑顔で乗馬を楽しんでいました。

お次は馬への餌やり。

干して少し醗酵させた草（ちょっとお酒のような匂いが…笑）を馬房に入れてあげます。ちなみに馬は草だけでも一頭あたり一日15kgもの量を食べるそう。その分の干し草を毎日4回に分けてあげているそうです。

干し草の入ったカートを運んでいくと、馬もご飯の時間だとわかるのか、しきりに顔を柵から覗かせていました。かわいい…

全部の馬房に干し草を入れた後は、竹箒で落ちた干し草も入れてあげて、餌やり終了～

最後にスタッフの方から競走馬の引退後のお話、そしてオールド・フレンズ・ジャパンさんの取り組みについてのお話をお聞きして、体験は終了。今回は同行取材ということで実際に体験はしていませんが、いち馬（競馬）好きとしては大興奮の時間でした。