文化元年(1804年)創業。以来200年以上この地で酒造りに励む老舗の蔵元「辻本店」。
昔ながらの佇まいに新しい息吹を吹き込む斬新な経営手法が話題をよび、今や岡山県を代表する蔵元の一つに。元々は当時の三浦藩藩主に献上したという「御膳酒」の蔵元としてその名を広めたことが最初で、すっきり辛口の酒は、以後地元はもとより渥美清や谷崎潤一郎、永六輔なども多くの著名人にも愛されてきました。
平成19年には、岡山県初の女性杜氏が誕生したことでも話題となり、蔵人も若返ったことで、しぼりたての新酒「御前酒9(ナイン)」など次々に新しい商品も登場。
御前酒蔵元では、地元の米・岡山県産の雄町にこだわり酒を醸しています。仕込み水は、蔵の横を滔々と流れる一級河川「旭川」の伏流水を地下から汲み上げ、使用しています。